
「感情を、受け止めてくれるもの」
今の時代だからこそ、紙の手帳を持つ魅力
Collaboration NOTE
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VAKT. (百々千晴)

印刷会社が手がけるオーダーメイドのノート屋「HININE NOTE」。
サイズ、表紙の素材・カラー、
中に入れる紙の質感、オプションパーツ… 数万通り以上になる組み合わせの中から、
世界に一冊のノートを作る体験を提供しています。この度、ハイナインノート9周年を記念して、
スタイリスト百々千晴さんが手がける「VAKT(. バクト)」とのスペシャルコラボレーションが発売。
あらゆることがスマホで完結できる時代、なぜ紙の手帳(ダイアリー)を手がけるのか?
VAKT.のブランドの成り立ちとともに、そのこだわりをお聞きします。

ーー今回コラボレーションする「VAKT.」について、教えてください。
百々さん>>
VAKT.は、私が2019年に立ち上げたブランド「SHISHIKUI」からスピンオフしたブランドです。
SHISHIKUIは、私の出身地である徳島県宍喰(ししくい)町での原体験をもとに発想した、
ファッションをメインとしたアイテムを提案しています。これまでノベルティでエコバッグなどを
作ってきましたが、より力を入れていきたいなと思い、2024年に「VAKT.」を立ち上げました。
私は旅も好きなので、VAKT.のアイテムは旅からのインスピレーションが反映されていたり、
旅の中で出会った情報の発信にも力を入れていたりします。
SHISHIKUIもVAKT.も、アイテムを作る上での大切にしているのは「自分が身にまといたいもの」
であるかどうか。これは絶対条件ですね。
VAKT.には北欧の言葉で「お守り」「守護神」といった意味があるのですが、お守りも私にとっては
大切なもの。日常の中で「この色を身につけていたから良いことがあった」と感じることが私の
経験の中でも多くあるので、ライフスタイルの中でお守りのような存在を作りたいなと思っています
今回の手帳(ダイアリー)もそうなんですけど、毎日何度も手にするものなので、
触れたくなる質感や使い勝手の良さにこだわりました。

ーーHININE NOTEとの取り組みは始めてですが、HININE NOTEへのイメージは?
百々さん>>
今の時代、紙を使う機会は減ってデジタルに移行しているとは思うんですけど、そういう中でも
残るものは絶対に残る。
HININE NOTEのように「その道のプロ好きな人が取り扱う紙」には魅力があるはずだし、
むしろ他の紙とは一線を画して大切に扱われる存在になる可能性がありますよね。
そういう意味でも、HININE NOTEは紙の可能性を信じているブランドだから、
手に取る人たちに大切に扱ってもらえるだろうなって思います。
ーースマホで完結できる時代、ノートを使う意味や楽しさとは?
百々さん>>
私もスマホ依存症なので、基本的に日々の情報収集やちょっとしたメモはスマホで済まして
しまうんですけど...感情を受け止めたい時には、やっぱりノートに手書きをしたいんですよね。
例えば、1日の終わりに今日あった良いことを3つ書いて改めて嬉しさをかみしめるとか、
ちょっと心がもやっとした時にもノートに書くことで自分の中から感情を取り出すとか。
そういうことはデジタル上ではできないことだと思うんです。どれだけデジタルが便利になった
としても、そういう時間は必要だと思うのでノートや紙は残るべきものだと思いますね。

ーー今回ダイアリーを2サイズ作られているんですけれども、サイズを分けた理由はありますか。
百々さん>>
色々な方に手に取ってもらいたいという想いからですね。スケジュール管理もデジタルに移行して
いく中で、手帳(ダイアリー)を持たなくなっている人も多いと思います。ですが、「やっぱり手で
書きたい」という希望があったときに、人それぞれ「家でゆっくり書きたい人」「持ち歩きたい人」って
ノートを使うシーンが異なるから、サイズの好みにはバリエーションがあるなと思ったんです。
他にも、書くことをすごく大切にしている人は大きい方を選んでもらったらいいし、
むしろ書くことから遠ざかっていた人は、小さいサイズであれば「もう一度手書きしてみよう」と
思えるきっかけになるかもしれない。そう思って、サイズを2種類にしました。

ーー表紙にレザーを選んだ理由を教えてください。
百々さん>>
私、紙も好きなんですけど、レザーもすごく大好きなんです。どちらも自然由来であるところ、
そして使っていく中で味わいが出て絶対に可愛くなる。触れば触るほどその人だけの風合いが
出てきたり、それこそ汚くなってしまったとしても可愛いのがレザー。
だから、もう絶対表紙はレザーにしようって思っていました。今年のスケジュール帳が終わった
としても、HININE NOTEでは中身の交換ができるので、
表紙に関しては経年変化を楽しんで自分だけのレザーに育てて欲しいですね。

ーーそのほか、カスタマイズのこだわりを教えてください。
百々さん>>
この、切り離しができるミシン目付きメモですね! これはHININE NOTEさんにおすすめしてもらって
「入れる!」と即答したのですが、ちょっとしたメッセージを書いて渡すのにすごくいいなと思って。
私、実は名刺を持つのをやめていて、基本的にご挨拶の時にはSNSやメールアドレスの
交換をするものの、やっぱりきちんと紙でお渡ししたい時もある。他にも、ちょっとメッセージを
添えてたい時に、この紙に手書きをしてお渡しできると便利だなと感じたので、つけてもらいました。

ーー最後に、このダイアリーを手に取る方へメッセージをお願いします。
百々さん>>
書くことって、すごく思い出になります。スマホも便利だけれど、データが飛んでしまう可能性だって、
なくはない。そういう心配なく、日常でいつも手に取れる。
そういう意味でも書き留めるのは素敵なことだと思うので、このダイアリーを持って、
書く習慣を楽しんでもらえたら嬉しいです。










百々千晴(どど・ちはる) / Chiharu Dodo
スタイリスト
徳島県海部郡海陽町宍喰生まれ。
2002年に渡英、2004年から東京を拠点に雑誌、
広告を中心としたスタイリストとしての活動を始める。
2019年に『SHISHIKUI』を立ち上げ、2020年よりYouTube『DODOTUBE』を開設、
2024年『VAKT.』を立ち上げる等、
ファッションにまつわる事業を精力的に行っている。
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